3次元データ化で「ものづくり」が加速する

簡単に自動化

ZEISS ScanPortは、ワンクリックで3軸自動化を実現できる完全なソリューションです。計測学的に正確なデータを提供する、機動性と柔軟性を備えた半自動システムです。ZEISS INSPECTを使用して操作するZEISS ScanPortは、小型から中型までの部品のあらゆるディテールをキャプチャするオールインワンソリューションです。

計測器レベルの品質

ZEISS ScanPortにより、高精度かつ正確な3Dデータを迅速に得ることができます。フリンジ投影技術やブルーライト技術が最高の品質を保証します

3軸自動3Dスキャン

ZEISS ScanPortは半自動のオールインワンソリューションです。上下に動かしたり、後方や上方に傾けたりすることが可能な自動アームと回転テーブルの組み合わせにより、3軸自動化を実現します。これでセンサーがさまざまな距離や角度から測定でき、測定箇所のあらゆるディテールを捉えます。

機動性と柔軟性

ZEISS ScanPortがあれば、必要なときにどこにいても自動化が可能です。設置するだけで、生産現場でも直接測定を開始できます。軽量で組み立て式のため、持ち運びや移動が簡単です。さらに柔軟性にも優れているため、3Dスキャナーを外せば大きな部品も測定可能です。ZEISS ScanPortにはさまざまなバージョンがあり、必要なディテールに応じて解像度を選択できます。

拡張使用のための拡張ソフトウェア

ZEISS INSPECTは包括的で使いやすい3D計測ソフトウェアです。この強力なソフトウェアを使えば、わずか数クリックでメッシュ編集、CAD比較、3Dモデル作成を行うことができます。キオスクモードなどの拡張ソフトウェア機能が、このシステムの測定機能を最大限に引き出します。このモードではオペレーターに依存せず、ZEISS ScanPortを使用して誰でも必要な部品の測定と検査が行えます。

高い再現性と精度

ZEISS ScanPortとZEISS INSPECTを組み合わせれば、高い再現性と精度を実現できます。モーションリプレイとスキャンテンプレートにより、かつてないほど容易に再現が可能になりました。ワンクリックで、スキャンしたものをすべて再生できます。ZEISS ScanPortは、あらゆる測定作業に対応する信頼性の高い強力なソリューションです。

テンプレートベースのスキャン

ZEISS INSPECTのスキャンテンプレートは事前定義されているため、設定の必要がありません。部品を置いてスキャンを開始するだけです。カスタマイズ可能なテンプレートで、追加の指示を測定設定に加えることもできます。 

ワークフローアシスタント

ZEISS INSPECTのワークフローアシスタントが、典型的な測定作業をステップごとにガイドします。一度に複数の部品をスキャンするなど、やりたいことを選択して、あとは指示に従うだけです。ZEISS ScanPortとZEISS INSPECTが、計測ワークフロー全体にわたってサポートします。

1回でスキャンを再生

ZEISS ScanPortは、複雑で類似した部品を繰り返し検査するのに最適なソリューションです。モーションリプレイを使えば、ワンクリックで同じ測定を繰り返すことができ、2個目の部品の検査は自動的に更新されます。また測定したすべての部品間の偏差を確認することもでき、部品間の傾向を素早く特定することができます。

クイックキャリブレーション

ZEISS ScanPortの再キャリブレーションは非常に簡単で自動化されています。付属のDAKKS/Ilac校正済みハイパースケールを使えば、ワンショットでキャリブレーションを素早く行うことが可能なため、高品質なデータをセンサーにより確実に得ることができます。

幅広い用途

ZEISS ScanPortは以下の用途に使用できます。

• 3D印刷​
• リバースエンジニアリングと製造
• バーチャルディスプレイまたは3Dモデル
• プラスチックと射出成形
• 鋳造
• パンチングと曲げ

ZEISS ScanPortの持ち運びを簡単に

トラベルケースを使用すれば、ZEISS ScanPortと他のすべての部品を安全に収納し、簡単、迅速に持ち運びできます。ZEISS ScanPortと併せてご利用ください。