case活用事例
2019.09.08 工業分野
組立精度の三次元測定による検証
問題点・要望
10M程度のワークを組み立てる際に設計通りに仮組できているかどうかがわからない。パーツ毎にひずみがあるので、どこで位置を出したらいいのかが不明確。
解決方法
パーツ毎に測定しておき、個々のひずみを予め把握しておき、その後デジタルアセンブリを行い、CADデータと比較を行った。また、仮組後にATOSでの測定を行うことでポイントだけではなく全体での評価を行った。
効果
これまでポイント毎の評価しかしていなかったために、評価ポイント以外の偏差が事前にわからなかったが、デジタルアセンブリを使用することで予め形状のゆがみを考慮した組み付け状態を指示することが可能になった。 また、組付け時に矯正量の調整を行うことで、精度の高い組付けが行えるようになった。