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2025.12.10 お知らせプレスリリース
【メディア掲載のお知らせ】AI×3D技術を活用した横断歩道見守り装置「見守っ太郎」がYahoo!ニュース・信毎デジタルに掲載されました
このたび、原製作所(長野県上田市) が開発を進めている
AI搭載 横断歩道見守り装置「見守っ太郎」 の取り組みが、
Yahoo!ニュースおよび信濃毎日新聞デジタル に掲載されました。
■ AIと3次元(3D)技術を活用した新しい交通安全ソリューション
「見守っ太郎」は、信号機のない横断歩道において、歩行者が横断する際に
回転灯でドライバーへ注意を促す交通安全装置です。
人の画像を学習させた AI(人工知能)搭載カメラ により、
横断歩道を通行する人を自動検知し、装置上部の回転灯が赤く点灯します。
- ランドセルを背負った子ども
- シニアカー(電動車いす)を利用する高齢者
といった対象も正確に認識し、動物には反応しない設計となっています。
■ 押しボタン式信号機の「約4分の1」のコストを目標に開発
一般的な押しボタン式信号機の設置費用が約400万円とされる中、
「見守っ太郎」は 100万円以下での販売 を目指して開発を進めています。
沿道の電柱などへの設置を想定し、
電源も周囲の電灯などから確保できるため、
低コストかつ柔軟な設置が可能です。
■ 子どもの事故防止と地域の見守りを技術で支える
本装置の開発は、
「子どもの交通事故が後を絶たない」という報道をきっかけに始まりました。
登下校時の見守りボランティアの
高齢化・人手不足といった社会課題を技術で補完し、
子どもたちの安全確保につなげることを目的としています。
2024年9月に試作機が完成し、
上田市で開催した体験型展示会では、自治体関係者から高い関心が寄せられました。
今後は、市や県などの道路管理者と連携し、
交通量の異なる複数地点で 実証実験を実施・改良を進めていく予定です。
■ 原製作所の想い
原製作所 代表取締役・原洋介は、次のように語っています。
「子どもを守ることは、日本の未来を守ること。
100万円以下で提供できれば、大きな競争力になると考えています。」
■ メディア掲載を通じて
今回の掲載を通じて、
原製作所が取り組む AI・3D技術を活用した社会課題解決への挑戦を
多くの方に知っていただく機会となりました。
原製作所は今後も、
ものづくり企業としての技術力を社会に還元し、
安全で持続可能な地域づくりに貢献してまいります。
