原製作所は高精度3Dスキャン(非接触三次元測定)・3DCADモデリング・3D形状検査・レーザートラッカー計測を主体とするリバースエンジニアリング専門会社です。3DCADモデリングは高度な技術が必要なため、原製作所が最も得意としているサービスです。弊社での保有機器は、ATOS、TRITOP、Leica Laser Trackerなど業界で最前線を行く機器を多数保有しています。リバースエンジニアリングのことなら原製作所にお任せください。

高精度3Dスキャン・3DCADモデリング・3D形状検査・レーザートラッカー計測を 主体とするリバースエンジニアリング専門の原製作所

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X線CTスキャン

X-RAY CT SCAN

複雑形状・内部形状3Dスキャン X線CTスキャン

凹凸の激しい形状で3Dスキャンできない、樹脂内部ボイド(気泡)の発見に手間がかかる、組立済み製品の内部検査が大変、ワーク切断できずに内部形状確認ができない、ワーク切断せずに内部形状確認をしたい、細かな形状を計測したいなど、あらゆる形状の測定、検査、3DCADモデリング、設計ニーズに対応します。

X線CTとは!?

X線CT:X線源を使用したComputed Tomography (コンピュータ断層撮影)の頭文字の略称

計測対象ワークを360度回転させ、X線を物体内部に透過、減衰エネルギー値を測定、計算する事で三次元形状・内部構造を取得します。
CTでは小物で複雑な部品の内部欠陥や形状を非破壊で検査する事は勿論、使用する機種によっては比較的大きめな樹脂部品や比重の大きい金属部品なども計測可能です。
取得したX線CTデータを3DCAD化するまでを一気通貫で対応いたします。

X線源の焦点サイズ違いによるCTスキャンサイズの違いと主な対象物

ナノフォーカスマイクロフォーカスミリフォーカス高エネルギー
管電圧180kV225kv~300kV450kV6MV
計測対応サイズ~Φ240x250mm~Φ500x600mm~Φ500x1000mm~500×500×500mm
主な計測対象半導体、樹脂部品
複合材料繊維配向
樹脂部品
アルミ部品、樹脂複合部品
大型アルミ鋳造品、
小型鉄系鋳造品
鉄系大型鋳物

複雑な形状・内部の測定事例

スプレーノズル

複雑に入り組んだ形状、細かな内部形状の測定、検査が可能です。
深穴の内部、透明レンズ等の測定も可能です。

ワーク
3DCAD

ノズル内部検査

グローランプ

破壊、切断しなければ確認できない部品の内部構造等を非破壊で3Dデータにて取得、
3DCADデータにモデリングを行い設計データとしてご提供が可能です。

X線CTスキャン

アルミシリンダヘッド

内部構造まで忠実にデータ化が可能です。ポートの形状や、ジャケットの確認ができます。

ワーク
X線CTスキャン

各種検査事例

繊維配向の検査

ガラス繊維配合樹脂や炭素繊維配合樹脂の内部組織、繊維配向の確認が可能です。
※測定範囲は10×10×10mm程度のサイズに限ります。

繊維長を色識別
繊維部のみ着色表示

非破壊内部構造検査

完成品内部の状態を非破壊で確認することができます。
内部空間の体積、部品同士の隙間量、物資による体積専有量の検査が可能です。

製品の内部配管検査
断線等の検査

内部組み付け検査

製品を組み上げた状態で内部部品の干渉、ギアやツメ、シーリング等の組み付け状態の確認が可能です。
切断することなく測定が可能なので、変形の心配がありません。

測定データ検査
組み付け断面測定

巣、ボイド検査

樹脂やアルミ鋳物の成型時に発生する内部欠損(巣、ボイド)の発見、分布検査が可能です。

ワーク
色によるボイド分布検査